豊かであること

頭の中

この冬最後と思しき雪が、降り始めました。

私が住んでいるバンクーバーは、カナダの中では一番気候がマイルドで、そんなにしょっちゅう雪に見舞われているわけではありません。

ただ、冬は基本雨季で、じめじめした感じです。

この冬は2回くらい(だったっけ?)大雪の日がドカンときましたが、2月も中盤を迎えた頃には「やった!これで春へと逃げ切れる」と喜んでました。雪は嫌いというよりめんどくさいもん。

そして「雪かー、降ってきたなー」とか思いながら、ロバートさんからもらったラベンダーの入浴剤を入れたお風呂にボケーっと浸かっていました。

そのときふと、「豊かであること」についての自分なりの定義が突如として頭に浮かんできました。雪の日にはなぜか内省的になるのかもしれません。

定義ってほどのものじゃないんですが・・・

まず、十分な睡眠をとること。

質の良い食事をとること。

自分の時間がたっぷりあること。

信頼できる人が周りにいること。

今の私にとっては究極、これだけだな、と思いました。

お金は、上記のことを快適に実現するためのツールにしか過ぎないのかも。

それにしても、豊かさをこんなふうに捉えるようになるなんて、年をとった証拠ですね。

若い頃はこんなこと、考えもしなかった。

ラベンダーの香りが漂うお風呂に浸かるのも最高に豊かだし、バター醤油味の作りたてホクホクさつまいもを美味しくいただきながらこのブログを書いているこの瞬間も最高に豊かです。

豊かな状態じゃないことの一番の弊害は、人に優しくできなくなって、ほとぼりが冷めた頃に、自分の心の貧しさに対してものすごい自己嫌悪を感じることです。私の場合。

さて、これからさらに豊かさを味わうために、雪がしんしんと降る中、暖かい部屋で、たっぷりと良質の睡眠をとることにします。

こんなことができるなんて、本当に豊かです。ありがたい。

おやすみなさい。

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