先週の土曜日、ロバートさんと一緒にコンベンション・センターのアート・ショーに行ってきました。ショーの名称は Art Vancouverです。

ロバートさんは美大を卒業したアーティスト。今は絵、描いていませんが、近いうちに創作活動を再開させようと考えているみたいです。そう、短い人生、好きなことをやらないでどうする!ですよね。
一方、私は絵画についてはさっぱりわかりませんが、とりあえずロバートさんにくっついて行きました。
以下、全然よい写真ではありませんが、全体としてはこんな感じでした。

カナダはもちろん、アメリカその他からはるばるやってきたアーティストの皆さんが自分のブースで作品を展示しています。もちろん買うこともできます。
なんと日本から参加されたという方もいらっしゃいました。三木彩嘉さんというアーティストの方で、波の絵や小鳥、うさぎの絵がとても素敵でした。はるばるカナダまで「思い切って来てみたのよ」とおっしゃる姿が印象的でした。
さて、専門的なことはわからないし、美的センスもありませんが、自分の好みというのはとてもはっきりしています。
私が好きなのは、淡い色合いの水彩画、コレです。
この日、「うわー、こういうの好き!」と思ったスタイルの作者は2人。
そのうち画家ご本人もろとも心惹かれたのは、Brandy Courvoisierさんという、割と高齢の女性アーティストの作品でした。
グレイヘアを背中まで伸ばし、ほっそりとした体型と美しい顔立ちのBrandy さん。そしてとてもナチュラルな佇まいです。
ロバートさんはBrandyさんと話し込んでいましたが、彼女、商売っ気がないというか、値段も提示してないし、いただいた名刺には名前と電話番号と住んでる町の名前しか書かれていません。
アート・ショーのサイトに載っている出展者リストにも、自分のウェブサイトのリンクを載せていないのは、まさに彼女だけ。
彼女は同じ州に住んでいる方ですが、ものすごーーーーく遠方です。
逆に(?)だからこそ、なんだかとても魅力的な人に思えてくるから不思議です。
ああ、それにしてもせめて値段くらい聞けばよかったな。
でも、躊躇したんです。ふらっと訪れたアート・ショーで、1000ドルや2000ドルや3000ドルの衝動買いができる立場には、私、ないから。
だから興味本位で買う気もないのに値段を聞いてもね・・・と思って。
それはそうと、ロバートさんが自分もいつか(近いうちに)出展したい、って思いが芽生えているようだったので、私もワクワクして来ました。
夢や目標っていいですよねー。いくつになっても。
さて、アート・ショーを後にした私たちは、どこで晩ご飯を食べようかと思い倦ね、アイリッシュ・パブに向かうことにしました。
晩ご飯についてはまた次回。


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