昨年カナダは、過去最多の人口増加を記録したそうです。
これは子供がたくさん生まれたとかじゃなくて、移民の受け入れ件数が過去最多になったことにより弾き出された記録です。
昨年の人口は105万人増。
増加率はカナダが先進7カ国トップです。
全然知りませんでしたが、カナダも高齢化が進んでおり、労働力確保のためにも、特に働き盛りの年齢層の人員確保は急務ということのようです。
また、カナダは人道目的で現在自国で暮らすことが難しいウクライナ、アフガニスタン、トルコ、シリアなどからも一時滞在者を多数受け入れています。
さらには中南米からアメリカ経由で、しかも徒歩でカナダに違法に流入してくる亡命希望者も後を絶たないようです。これは問題になっていますね。
さて、移民に話を戻して、昨年というか近年、どこの国からの移民が一番多いと思いますか?
答えはインドです。そしてフィリピン、中国と続きます。
納得ですね〜。インド人はたくさん見かけます。ちょっと前までは中国だったような気もしますが。
そして移民が選ぶ居住地としては、1位トロント、次にモントリオール、バンクーバーと大都市が並びます。
この調子で移民受け入れプログラムが進むと、2036年までには人口の30%くらいが移民になるそうです。
かくいう私も移民ですが、10人のうち3人が外国生まれの状況って、日本ではありえないですね。
ところで外国に長く住んで、私が自分にとって良かったと思うことの一つは、いろんなことにいちいち腹が立たなくなったことです。
本当にいろんな人がいて、常識も様々ですから、怒っても無駄なんです。
スルー力がないとやっていけないわけですが、慣れると逆にものすごく楽です。
だから、たまに日本に帰るとヒヤヒヤします。うっかり非常識な振る舞いをしそうになって。いや、すでにたくさんやってしまっていることでしょう。気づきもせずに・・・
でも、同調圧力が希薄なカナダが、ストレス・フリーで自分がより自分らしくいられる国であることには間違いありません。
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