今日の為替レートは、1カナダドル=98.96円だそうです。
そう言われても、「ふーん」としか思われないと思いますが、私の感想も同じです。
同様に「ふーん」と思ったのが、4月1日から私の住んでいるブリティッシュ・コロンビア州で値上がりしたといういくつかの品目についての記事でした。
いやいや、店に並ぶ全商品が日を追うごとに値上がりしてませんか?というのが正直な印象ですが、わざわざ複数のメディアで記事にされているところを見ると、とりわけ特筆すべきことなのかもしれません。
今日は、その値上がりしたらしい特別な品目を紹介したいと思います。
まず、ガソリンなどの燃料。
4月1日から炭素税が上がったことによる値上がりです。
そういえば、ここ数日、ガソリンの価格がちょっと前よりごくわずかですが、上がったような気がしなくもないですね。
飛行機の燃料価格も上がったらしく、これは航空券の料金に間違いなく反映されることになる、と書かれています。
次に、ビール、ワイン、蒸留酒。
連邦政府が2%、酒税を上げたそうです。私はアルコールを飲まない(年とともに飲めなくなった!)ので、これについての個人的な打撃は皆無です。
三番目に、レタス。
レタス?
どうやら北米のレタス栽培を一人で背負う?米カリフォルニア州のサリナスバレーが悪天候のため、もうじき私の暮らす街ではレタス不足になるそうです。だから価格も上がると。
四番目に、駐車料金。
パーキングはもともと安い印象がない上、ダウンタウンに行くときはスカイトレインが楽なので、これも個人的には関係ないかなあ。
最後に、最低賃金。
これはグッド・ニュースですね。
連邦政府は4月1日より、政府系セクター(銀行、郵便、配送サービス、国内線、鉄道、フェリーなど)の最低賃金を$15.55から$16.55に引き上げました。
最低賃金は州によって異なり、4月1日以前はブリティッシュ・コロンビア州の時給が、国内で一番高い$15.65でしたが、政府の最低時給より安くなってしまったということで、今後の引き上げが検討されているそうです。
他のいくつかの州では、政府に合わせて、最低賃金を引き上げました。
次の最低賃金引き上げは今年の10月1日だそうですから、州によっては年に2度の引き上げとなり、これは悪くない話ですが、昨今の物価上昇のことを考えると、これでも全然足りないような気がします。
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