映画『Past Lives』

日々のこと

ロバートさんちのAmazon primeで、韓国・アメリカ映画の『Past Lives』を観ました。

うわー、ここ最近観た映画の中で、いちばん良かったかも。

主人公は、12歳の頃に韓国から家族でカナダに移住してきた女性。大人になった今はニューヨーク在住のライターで、アメリカ人の夫がいます。

そんな彼女の人生に、韓国にいた頃の同い年の幼馴染、初恋の相手が再び現れ、ニューヨークに訪ねてくる。そして・・・

静かに淡々と話は進行するわけですが、ストーリーもさることながら、この登場人物3人(主人公の女性と幼馴染とアメリカ人夫)の演技が最高に良かったです。どのキャラクターに対してもストレートに感情移入ができました。

とりわけ幼馴染だった韓国人男性役の俳優さん(ユ・テオ)が素晴らしかったです。

主人公を演じた女優さん(グレタ・リー)も、東洋人が子供の頃に北米にやってきてその部分を残しながらも西洋人のように成長した女性を細かいところまで見事に演じていました。わたしの周りには、こんな感じの人たちがたくさんいるかも。もちろん悪い意味では全くないです。

それにしても映画のラストシーンが最高級に最高!という映画を、本当に久しぶりに観たような気がします。

監督のセリーヌ・ソンさんは、これが監督デビューだそうです。

機会があれば、是非ご覧ください。Amazon プライムで視聴できます。

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