前回、私にとってはちょっと霊的な(?)感じがした体験を書いて、それで思い出したことがあるのでまたここに書いてみます。
今から20年近く前、まだ次男が赤ちゃんだった頃、私は「人生うまくいかない」とふてくされていることが多かった。
今考えると、被害妄想の甘ったれの大バカ者だったわけですが、その頃は狭い周りのことしか見えていませんでした。
とにかくその日もいろんなことにイライラして疲れていました。
長男はプレスクールに行っていて、うちには次男と私だけ。
医者か何かの予約が入っていて、もうすぐ家を出る準備をしなくてはならないというとき、私は猛烈な、抗いがたい睡魔に襲われ、「もう知らんわ、眠いから眠ったれ!20分くらいの仮眠なら、予約に遅れることもないだろう」という考えに至って、大胆にもアラームもかけず、ぐっすり眠っている次男の隣に倒れこむように横になりました。
今でも覚えていますが、本当に突然、猛烈な眠気に襲われたんです。
そして意識が完全に眠り側に移行する瞬間、「神様が本当にいるなら証拠を見せてよ。私を10時10分に起こしてみせてよ」、と挑戦的に思いました。
イライラしてるのでもう悪態つきまくりです。超不機嫌なふてくされ具合、完全にビッチです。
で、結論から言いますと、私は10時10分ちょうどに起こされることになりました。
自宅の電話がちょうど10時10分に鳴ったのです。
私は目を開けた瞬間に時計を見て、飛び上がるほど驚きました。
確かに私はお願いした時刻ちょうどに起こされた。でも本当に起こされるとは・・・
怖くて電話に出ることはできませんでした。
もちろん、これも偶然と片付けることはできますが、私は上から頭をゴツンとされたような気がして、完全に恐れおののいてしまいました。
「神様はここにおるわい。たわけが!」と言われたみたいで。
あれは何だったんだろう。わかりませんが、どうしても偶然というふうには、今も思えないんですよねー。


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