朝、ばちっと目を開けたその瞬間、「どうしてこっち(北米)のレンタルサーバーについて微塵も考えなかったんだろう」と自分に呆れ返った。
レンタルサーバーは日本にしかないと思い込んでた私。
昨日は疲れ果てて、結局ブログには縁がなかったんだとちょっぴりメソメソしちゃったけど(ウソ)、バカみたい。
早速、北米のサーバーについて調べてみた。
ざざっとリサーチした結果、私は「Bluehost」というアメリカのレンタルサーバーに申し込むことにした。
各所でNo.1的なことが言われていたのと、WordPress(サーバー契約後にインストールするブログ作成の無料ソフトウェア)が推奨しているレンタルサーバーだったから。
サーバー契約に再挑戦
そして、今一度サーバー契約に挑むことに。
住所・氏名・電話番号・メールアドレスほか、考えておいたドメイン名をサクッと入力して、支払いをすると、あっという間に登録完了。
クレジットカードがケチをつけられることもなかった!拍子抜けするくらい簡単なプロセス。
これじゃ、挑むも何もありません。
Bluehost は、WordPressをすぐに利用するための仕組みが構築されているとのことで、パスワードを設定するだけで、WordPressのインストールも瞬きする間に完了。
海外在住者が日本のサーバーを利用するのに必要な「国外IPアクセス制限設定」をオフにするとか、そういう一手間もなし。
Bluehost は本当に安いのか
安さも売りのBluehost。
私の場合、値段はベーシックの1年契約に、Domain Privacy Protection という$15.06(カナダドルね)の個人情報を開示しないオプションをつけて、年間$59.92。
今の為替で計算すると、6000円ってところですね。
例の契約を諦めた日本のサーバーは年間約1万円だったから、こっちの方が全然安い。
ただ、公平を期すために書いておくと、「Bluehost は安い!」と言っても、私は1年契約にしたので、最初の1年は安いけど、2年目からは同じ契約内容なら月15ドルくらいになるはず。
長期契約にすればするほど月額は下がるので、3年契約にしていたら、かなりお得だったけど、長期的にコミットするのは苦手。
続かないかもしれないしね。
それからBluehost は最初の1カ月で「やっぱいらない」と言えば、返金してくれます。
日本から契約を試みる場合は、昨今の円安事情を鑑みると、高いと感じることになるのかな。
うーん、どうでしょう。
Bluehost のカスタマーサービス
その後、無事登録できたことが嬉しくて舞い上がってしまい(?)自分のページに入れなくなったので、24時間体制のカスタマーサービスにチャットで問い合わせてみた。
Bluehost のチャットはすぐに対応してくれて、私のくだらない問題はあっという間に解決です。
その後は、WordPressの言語設定を日本語に変えたり、SSLやパーマリンクやテーマなんかの設定をしたり、プラグインをインストールしたり、固定ページを作成したりと、試行錯誤を繰り返しながら、何日もかけて楽しい時間を過ごしたのでした。
向こう1年間、月にたった5ドルでこんなに楽しく遊べるなんて、やってよかった!
それから数日後、プラグインでおかしなことをやってしまい、全てがめちゃくちゃになったと真っ青になった私は、再度チャットに問い合わせた。
でも、今回は私の要領の悪さも手伝って、なかなか糸口が見つからず、メッセージを送りあっているうちに、午前1時に。
集中力も切れちゃったし、さすがに眠い。
私はシェリーという名前(だったと思う)のお姉さんに「申し訳ないけど、もう眠いから寝るわ。明日また連絡するから、そのときはよろしくね」と正直に眠いと告げて、切り上げることにした。
するとすぐに「オッケー、じゃあまた明日ね!待ってるわ」という明るい返事。
カジュアルですが、意外にも辛抱強いし、仕事はとてもちゃんとしてます。
(なぜか今回の問題は、一晩寝ると全て解決しておりました・・・)
さて、前回の問い合わせのときもそうでしたが、カスタマーサービスの人たちはチャット終了前に、「この後すぐ今回のチャットについての顧客満足度アンケートが表示されるので答えてください」とお願いしてきます。
アンケートの質問は、「このカスタマーサービス係が問題を解決するための知識があったと私が思ったかどうか」と「実際に問題が解決されたかどうか」という2点です。
海外在住なら、現地のサーバー?
さて、海外在住のみなさん、そして日本にお住いのみなさん、知識ゼロから始めた私の一見解として、ご提案します。
もし以下の2つの条件のうち、少なくとも1つを満たしている方で、ご自身のサイトやブログを立ち上げてみようという方は、インターナショナルなチャレンジ(?)として、レンタルサーバーは Bluehost をお試しになってはいかがでしょうか。
条件1:初心者であっても、英語がある程度大丈夫な方。(ある程度で十分)
Bluehost は安いし、登録プロセスがシンプルだし、カスタマーサービスの対応はいいし、24時間体制で時差は関係ないし、外国で発行されたクレジットカードにも対応していますが、何かあったときの問い合わせは、全て英語ということになります。
条件2:過去に有料ブログやサイトを立ち上げたことがあり、あらゆる手順や操作を熟知されている方。
よほどのことが起きない限り、問題はすべて自分で解決できるスキルをお持ちの方なら、英語が苦手でも関係ないはずです。WordPress の言語設定を日本語に切り替えたら、後は完全な日本語環境ですし。
それでも、この手のことって、スムーズにいかなければ、結構なストレスになるものです。
私の結論は、「自分にとっていちばんストレスがない道を選びましょう」ってところでしょうか。
上記のような提案をしておきながらアレですが、結局レンタルサーバーは、住んでいる地域のがいちばんラクかもしれませんね。
私は Bluehost で超ハッピーです。
海外発行のクレカに対応するサーバーもありました・・・
最後になりますが、これは私という海外に暮らす超ド素人が辿った道であり、単なる一例です。
私は日本のレンタルサーバーにうまく契約できませんでしたが、多くの海外在住者の方が、日本のサーバーでブログを運営なさっています。
また、私は日本のサーバー、1社しか試していませんので、他社ならうまくいった可能性も大いにあります。
ていうか!
別の大手サーバーなら、海外発行のクレジットカードでも利用できるという解説を、さっき読みました。
あ〜、そうだったんだ。
相性もタイミングも大いに関係あるようです。
縁ってやつですね。
というより完全に私のリサーチ不足でした。へへ。
ほしかったのは、「達成感」
でも、いいんです。
結局そういうのは、二次的なことなんです。
ブログを始めようと思い立った日から初投稿できるまでの状態に持っていくのに、情報収集やらその理解やら試行錯誤やら失敗やら放置やらの期間を含めて、1カ月という時間がかかってしまいました。
ですが、1カ月前には全く知らなかったブログのシステムや立ち上げ方や専門用語などを、1カ月後には知ることになったわけです。
この事実は、私を本当に嬉しい気持ちにしてくれます。
私、進歩してるじゃないですか。1カ月前とは確実に違う私です。
そう、ほしかったのは、この感覚。
イマイチな流れにはまり込んでいると感じていたとき、こういう感覚になりたいと思ったのです。
新しいことを初めて、新しい知識が得られたときの高揚感と「よっしゃ!」という達成感。
はい、そんな気持ちが得られたということで、ひとまずは目的達成、任務完了、ミッションはコンプリートです!
現時点での投稿数が、これを含めてたった三つであったとしてもね!
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