ごめん、ごめん、ごめん、と思ったこと

日々のこと

先日、日用品の買い出しに出かけた時のことです。

買い出しには週に1〜2回しか行かないので、1度に買う量は割と多めになります。

また、野菜はこの店、肉はこの店、日本の食品はこの店、と使い分けているので、できるだけタイパがよくなるように、最適ルートで時間効率を図りながらスーパーをハシゴするのが恒例です。

で、その日の1軒目での買い物が終わり、私は店のショッピング・カートを自分の車に横付けして、買ったものを車に積んでいました。

すると中国系の60代後半?くらいの女性が私のところに来て、中国語で何やら言いながら、私に25セント硬貨4枚を差し出しました。

私はすぐに私のカートが欲しいんだな、と理解できました。

カートを使うには、返却後には戻ってくる1ドル硬貨をカートに差し込む必要があります。

25セント硬貨4枚も1ドルではありますが、カートに差し込むのは1ドル硬貨でなくてはなりません。

私は普段、この買い物時に必要な1ドル硬貨以外に現金を持ち歩いておらず、しかもこの次に行く予定の店でも同様のショッピング・カートを使用するつもりだったので、私も1ドル硬貨がいるわけです。

だから、25セント硬貨4枚と両替するのはちょっと・・・

「次の店でも使うから、この1ドル、私もいるの。ごめんね」とその女性に言いました。

でもなんか理解されず、4枚のコインが乗った手のひらをさらに差し出して来ます。

私はノーというジェスチャーで手を振りながら、「ソーリー」と言いました。

するとその女性は立ち去って行きましたが、その瞬間、罪悪感が生まれてしまいました。

私の1ドル硬貨が入ったあのカート、譲ってあげればよかったかな。

でも、譲ってあげるとその後の買い物がちょっとめんどくさいことになっちゃうかもしれないし・・・

ああ、でもやっぱりちょっとかわいそうだったな、ごめんね、まあ他の誰かがきっと譲ってくれたよね、とかぐずぐず思いながら、次の店に向かいました。

こういうこと、いちいち気にする自分って、いいような悪いような。

よくわかりませんが、もし譲ってあげていて、次の店で自分が困ってたら、めっちゃ自分に対して腹を立てたと思うので(笑)、これで良かったんだ。と思っておきます。

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