私に基礎化粧品は必要なのか

日々のこと

実は基礎化粧品、使ってないんです。

肌断食とか何らかの確固たるポリシーの下、肌のために基礎化粧品を使わないと決めているわけではありません。

成り行きで今はこういう状態になってます。

30年以上にわたって私も普通の女の人のように、大手メーカーから自然派・無添加と銘打ったナチュラル系ブランドまで、いろいろな基礎化粧品を使ってきました。

最後に基礎化粧品を新たに揃えたのは2年くらい前でしょうか。その時はクラランスを初めて使ってみることにしました。

綺麗な赤いパッケージに入った「化粧水、美容液、乳液、デイクリーム、ナイトクリーム」という50代の女性に向けた基礎化粧品一式で、いっぺんに買ったため、めちゃくちゃ高くつきました。

で、現在、それを全て使い切ってしまったという状態なわけです。

魔法が解けちゃった

クラランスは素敵でした。

特に使い始めは、上品な香りと相まって、肌のぷるるん感が実感できて最高だと思いました。

最初のうちはね。

でも慣れって怖いですね。

エレガントな小瓶から放たれるオーラや私の高揚感はもとより、肌のぷるるん感さえも、しばらくするとなぜかどこかに行ってしまったようで、結局ただそこに基礎化粧品があるから、いわば日常のルティーンとして顔に塗りたくっているというような感じになっていました。

そして一式揃えた何本かの小瓶は、一つ一つ中身がなくなって行きました。

買い足したりもしていましたが、そのうち値段の高さと、モチベーションの低下と、何よりもそれを使った時と使っていない時の違いが全くと言っていいほど実感できなくなり、買い足すこともなくなって行きました。

決してクラランスのせいではありません。

何を使っても同じことが起こっていたはずです。

要は、魔法が解けちゃったんですね。

そして最後の一つとなったナイトクリームの容器からクリームが完全に無くなった時、私の基礎化粧品を全く使わない生活が始まりました。

基礎化粧品を使わなくなってから

基礎化粧品を顔に塗らなくなったのは、この30数年で初めてのことです。

どういうわけか買いに行く気に全くなれなくなったのは、絶対に年のせいだとは踏んでいます。

見た目に対して昔ほど気にしなくなったのか?多分、イエス。

でも、繰り返しになりますが、使っている時と使っていない時の差が全くないと思われることが一番の要因です。

私のものぐさが原因で、肌がとんでもないことになってしまったというのなら、クラランス(あるいはその他のブランド)のお店めがけて突進しますが、肌の調子には全く変化がありません。

これじゃ使わなくちゃならないという説得力、ないです。

今の唯一のスキンケアは、近所の日系食料品店で買った「メイクも落とせる洗顔料」という10ドルくらいの洗顔ソープで顔を洗うことですが、肌はつっぱり感もなく、カサカサにもならず、前と一緒です。

私の肌は若い頃から超普通。

「キメが細かい」とか褒められたことは一度もありませんが、ニキビは一度もできたことがなく乾燥肌でもオイリー肌でもありません。

そして基礎化粧品は、どのメーカーのものを使っても、劇的に綺麗になった、という経験もありません。

もうこれ、使っても使わなくても一緒ってこと?

そう、もう使わなくていいのかもしれません。

なんてことをぼんやり考えていたら、その思考に吸い寄せられるように「基礎化粧品を使わない」に傾くような情報を偶然見聞きするようになりました。

例えば、

化粧品の原価は店頭価格の1〜2割。8〜9割が広告費と綺麗な容器代とか売り場の家賃とか。

コラーゲンは外側からは絶対に取り込めないとか。

うーんよくわかりません。

だんだん全てがめんどくさくなってきました。しばらくは基礎化粧品をすっ飛ばして、直にリキッドファンデーションを塗るというデタラメをやってその場をしのごうと思います。

あ、基礎化粧品はしてませんが、メイクはしますよ。

ノーメイクで外に出るガッツは、今のところ、まだないです。

これで私の肌の老化は一気に進行するのかな?今は完全に年相応という感じですけど。

とりあえずは、しっかり寝て、美味しいもの食べて、恋人とゲラゲラ笑い合う、これを基礎化粧品の代用にしていこうかな。

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