本来ならば今日はロサンゼルスで英検1級の試験を受けているはずでした。
ところが今、まさに試験が行われている午後2時過ぎ、私はバンクーバーのロバートさんちで感謝祭のターキー・ディナーを作っています。さっきターキーをオーブンに入れたところ。
ああ。
受験そして願わくばの合格は、年始に決めた、今年絶対に達成したい目標の一つでした。
夏にやっと時間が取れるようになったので毎日のように英単語を覚えたり、暇さえあればニュースやオーディオブックなどを聞いたり、速読の練習をしたりと、7月・8月はそれなりに充実していました。
それなりにね。
そして、何があっても払い戻しは受け付けられない受験料、カナダドルで235ドルも8月初旬に支払いました。
でも、9月になった時、あと一ヶ月で仕上げるのは無理だという悲しくも残酷な確信が生まれました。
おまけに9月は1年の中で最も雑務の多い月で、勉強の時間はほぼ取れなくなってしまった状態。
航空料金を調べると往復で、安くて650ドルくらいです・・・加えて最低一泊のホテル代・・・
うーーーん、多分不合格になるとわかっている試験にこれだけの金銭的投資をする価値があるのか。
バンクーバーが試験会場なら、試験に慣れるために不合格とわかっていても受けに行ったと思いますが、1000ドルと2日間を投入して英検を受ける・・・しかもこれはキャリアアップのためでもなんでもなく、完全に自己満の、趣味のようなもの。
ってことで、苦渋の決断。今回は断念することにしました。
来年の夏、受験することにします。
あまり落ち込んだりしない私ですが、難しい単語がなかなか記憶に定着せず、短い準備期間に実力が伴わなかったことは、かなりショックでした。過信していた自分にガッカリ。
来年は55歳だから、早くしないと集中力がホント、どっか行っちゃう。
でも、勉強に集中していた今年の夏は、それでもとても楽しかった。
知らなかった単語、あやふやだった単語が親しみのある単語に変わり、本を読む時、前ほど辞書がいらなくなったことなど、この歳で何かが上達しているという感覚が、思いの外、嬉しかった。
さて、がっつり仕事して、7〜8時間は絶対睡眠時間が欲しい私。どうやって時間を見つけたら良いのか。
やっぱ早起きして、仕事の前に勉強するのが一番効率的かなあ。
コメント