50〜100ccの水に大さじ1杯強のリンゴ酢を入れ、レモン4分の1をぎゅっとしぼって加えます。
この酸味でいっぱいのドリンクを、できるだけ毎朝飲むようにしています。
思い込みによるプラセボ効果かもしれませんが、これを飲むと体内の毒素がひゅるひゅると分解され、血液がさらさらと流れ出すようなイメージが湧いて、とてもスッキリします。
美味しいかと聞かれると、返答に困りますが、まずくはありません。
ピュアなリンゴ酢で、糖質はゼロ。
お察しの通り、酸と酸を掛け合わせるわけですから、そりゃ酸っぱいです。
飽き防止策としては、水とリンゴ酢の分量を変えたり、水を冷水にしたり少し温かくしたりというバリエーションが挙げられるでしょうか。
な〜んて、気分じゃない時は全く飲まないので、飽きるも何もないのですが。
今年の1月くらいから始めた習慣なのですが、きっかけは「ひょっとすると私、糖尿病かもしれない」と思ったことでした。
糖尿病の自覚症状
去年の暮れあたりから、どうもこれまでより喉が乾くような気がしていました。
だから水をいつもよりたくさん飲むようになって、結果的に頻尿ということになりました。
そして何となく手足がかすかに痺れているような気もしてきました。
喉の渇き、頻尿、手足の痺れ・・・これは糖尿病の自覚症状です。
しかも自覚症状が出る頃にはもう初期段階ですらないっていうではないですか。
母が糖尿病で「遺伝するから気をつけてね」と言われてたこともあり、これまた思い込みというプラセボ効果がはたらいていたのかもしれませんが、考えれば考えるほど、糖尿病に間違いないという確信が強まりました。
私は絶望的な思いでファミリー・ドクターの予約を取り、糖尿病の検査をしてほしいと訴えました。
するとドクターは検査をすることをしぶるような感じで「何で検査したいの?」とか言ってます。
だから言ったじゃん、自覚症状があるんだってば。
ところが「違うと思うよ」みたいなことを軽く返してくるばかりで全然真剣に取り合ってくれません。
なんで?
私はイライラしながら最後の切り札、「母が糖尿病だった」ことを告白しました。
するとやっと首を縦に振ってくれましたが、何なんでしょうか。
まあ、半ば押し切る形で血液検査その他の手配を整えたわけです。
で、待ちに待った検査結果は、「すべての数値は完全に正常」ということでした。
糖尿病の予備軍でさえありませんでした。
え?拍子抜け。
ドクターの勘は正しかった。
ホッとしましたが、それでもまだ諦めきれず(?)前のめりに「次の検査はいつ?」と畳み掛けると、「2年後」、と言われました。
2年後。
思い込みからリンゴ酢へ
糖尿病を確信し、検査の結果を知らされる日まで、私は暗い気持ちと戦いながら、今できることを調べました。
採用すべき食生活やら運動やらその他もろもろについて。
そこで出会ったのがアップル・サイダー・ビネガー、つまりはリンゴ酢です。
「血糖値の上昇を抑える効果がある」という説明にノックアウトされ、早速試してみたわけです。
それまでリンゴ酢なんて口にしたことがなく、何のこっちゃあという感じでしたが、できればオーガニックのものがいいと思い、そうした商品を手広く扱う「ホールフーズマーケット」に駆け込みました。
そこで見つけたのがこれです。
瓶の中身がほとんどないですが(笑)。
これ、13ドルか14ドルか15ドルか、ってところだったと思います。
リンゴ酢を買うのは初めてで、これが安いのか高いのかさえ不明でしたが、「ホールフーズだから安くはないだろう」くらいの感覚でした。
そして「アメリカ産のレア商品をゲットした。わざわざホールフーズまで来てよかった!いい買い物したなあ」と喜んでいました。
しかしそれから数ヶ月後にこの全く同じ商品が、すぐ近所の激安スーパーで8ドルちょいで売られているのを発見した時の衝撃たるや。
わざわざ1時間かけて遠くのお高いスーパーに行かずとも、車で5分のお安いスーパーで全ては解決していたということでした。
いい勉強になりました。
アマゾンでもホールフーズと同じくらいのお値段で販売されていますね。
あれ?ホールフーズってアマゾンが買収したんだよね?ま、そこはいいか。
それにしても、思い込みってある意味大事ですが、ある意味滑稽ですね。
っていうか、私の人生、思い込みで成り立っているような気さえします。
もっと頭を柔らかくしなければ。
まあ、とりあえずは、酸っぱいリンゴ酢とレモンで一日を始めることにします。
そして今は大丈夫だからと言って気を抜かず、血糖値が急激に上がるような食品や食べ方は極力避けるような食生活を心がけようと思ってます。
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